ガスのファンヒーターを経済的に利用する方法をご紹介します

ガスを燃やすファンヒーターは、本来暖房効率に優れていますが、工夫次第で経済的かつ、効果的に活用することが出来ます。ガスファンヒーターの特徴は、着火から燃焼開始までの時間が短く、短時間で室内が暖められる点にあります。また、燃焼時に発生する熱量が大きいので、電気ストーブや床暖房では得られない、包み込まれるような暖かさが実現します。しかし、ただガスファンヒーターを使うだけでは、本来の価値が活かせないので、一工夫を加えたり、部屋全体で効果を高める方法を行うことが大切です。ファンヒーターで燃やして発生するガスの熱は、室内の冷え込む部分から逃げるので、ここを断熱したり隙間風を防ぎ、暖かさを持続させることがポイントです。一方では、ガスファンヒーターの使い方にも工夫を加えると、一部屋だけではなく隣部屋や広範囲も、少ないエネルギーで暖房することが可能となります。

ガスファンヒーターは部屋の断熱で暖房効果アップ

ガスに限らず、燃料燃焼型のファンヒーターは、燃料を燃やして得た暖かさを、空気に乗せて室内全体に届けます。ただ、壁際や窓側は、当然ながら室内外の温度差が発生しやすく、表面から熱が逃げるので、ファンヒーターは常にガスを燃やし続ける必要があります。断熱性が高い家でも、完全に室温の低下は避けられませんが、有効な対策は何もしないのとは違い、大きく差が生じる結果に結び付きます。燃焼するガスの無駄を減らし、ファンヒーターの少ないエネルギーで、室温を一定以上に保ちたい場合は、断熱における部屋の欠点を解消すると効果的です。窓に隙間がある時は、クッション性のあるスポンジ状のテープを貼り、隙間風を減らすことが有効です。窓表面の冷たさは、内窓を付けて断熱性を高めたり、プチプチや内装用の断熱材を貼ることで、費用対効果の高い省エネ効果が得られます。

空気の循環でガスファンヒーターの暖かさが向上

室内の断熱対策を行い、他に出来ることはないと考えても、まだ効果が高められる余地はあります。一般的にガスファンヒーターは、設定温度に近付くように、燃料の燃焼量を調節して室温を上げます。燃焼量を調節する為の温度は、本体にあるセンサーで計測されますから、ガスファンヒーター付近が暖かくても、部屋の四隅は寒いという状況が発生します。ガスファンヒーターは、本体のファンで温風を送り出し、室内に拡散して室温を向上させます。ところが、ファンヒーターの送風能力には限界があるので、実際はガスの暖かさが特定の範囲に留まり、四隅まで暖かさが届きません。このような時は、ガスファンヒーターを補助する形で、サーキュレーターや扇風機、エアコンを併用すると部屋全体が満遍なく暖まります。同時に、温風が直接目的地に届けられるダクトを用いれば、本体を置く部屋に加えて、隣部屋も同時に一台で暖めることが出来ます。